ポジートのスペイン語オンライン教科書第17限目はスペイン語の「指示詞」という品詞の「指示形容詞」について解説していきたいと思います。
前回の記事では「これ・それ・あれ」を表す指示代名詞について解説しました。
今回は「この〜・その〜・あの〜」を表す「指示形容詞」について解説していきます。
この記事で分かること
- 指示形容詞とは?
- 指示形容詞:「この〜・その〜・あの〜」
- 指示形容詞の使い方
指示形容詞とは?
指示形容詞とは呼んでそのまま指示語の形容詞です。
つまり、形容詞ということは名詞とセットで使われることになります。
例えば、「これ」、「それ」、「あれ」という様に指示代名詞が単独で使えたのに対し、
指示形容詞は、「この家」、「その家」、「あの家」というように名詞とセットで使わないとならないため指示形容詞は単独では存在することが出来ません。
指示形容詞:「この〜・その〜・あの〜」
それでは指示形容詞の形を見てみましょう。指示代名詞と同じく男性形/女性形と単数/複数形があります。
この
男性形単数:este 男性形複数:estos
女性形単数:esta 女性形複数:estas
その
男性形単数:ese 男性形複数:esos
女性形単数:esa 女性形複数:esas
あの
男性形単数:aquel 男性形複数:aquellos
女性形単数:aquella 女性形複数:aquellas
形は前回の記事の指示代名詞からアクセント記号を取ってしまえば良いので簡単ですね。
指示形容詞の使い方
指示形容詞の使い方は今までに学んできた形容詞の使い方とほぼ一緒です。
掛かる名詞に合わせて性別と単数か複数かを一致させてあげるだけでOKです。
但し、指示形容詞は形容詞の記事で解説した通りほとんどが名詞の後ろに置く後置形なのに対し、
指示形容詞は全て名詞の前に置く前置形になるので、それだけ注意しましょう。
例)
この家
esta casa
これらの男たち
estos hombres
そのりんご
esa manzana
それらのコップ
esos vasos
あの小石
aquella piedra
あれらの靴
aquellos zapatos
まとめ
今回で指示詞の解説が全て終わりました。
ポイントとしては指示詞の単語の形の他に以下のことを覚えて置いて欲しいと思います。
- 指示代名詞は単独で使える。指示形容詞は名詞とセット、必ず名詞の前。
- 他の名詞、形容詞と一緒で性数一致させる
- 性別が分からなかったり、曖昧な言い方をしたいときは中性の指示代名詞でOK!
次回は所有詞(私の〜/君の〜)といった「誰々のもの」の言い方を解説していきます。
お楽しみに!
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