ポジートのスペイン語オンライン教科書第1限目は、恐らくどんな言語でも最初に勉強するのは挨拶だと思います。
ということで今回はスペイン語の挨拶の仕方について解説していきたいと思います。
この記事で分かること
- 一番簡単な挨拶
- おはようございます
- こんにちは
- こんばんは
- 元気?ご機嫌伺いの言い方
- さようならの言い方
- ちょっと砕けた言い方(メキシコ)
- ありがとう/ごめんなさいの言い方
はじめに:
僕は大学でスペインのスペイン語を勉強して、メキシコに来てからは中南米(メキシコ)訛りのスペイン語を使っています。
しかし、スペインのスペイン語も基礎は押さえているのでなるべく標準スペイン語(スペインのスペイン語)をこのブログでは使っていく努力をしたいと思います。
また、他の国ではこう言うよ。スペインのスペイン語ではこの単語を使うよっていうのがあれば是非コメント欄で教えて下さい。
※単語のアクセント部分(強く発音する部分)は太字にしてあるので、参考にして発音してみてください。
一番簡単な挨拶
ご存知の方が多いと思いますが、スペイン語の一番簡単な言い方は…
Hola (オラ)
です。
「やあ」とか英語の”Hi”、”Hello”に近いですね。
文字に起こすと「ホラ」と発音したくなりますが、スペイン語ではhは発音しません。なので、「オラ」と発音します。
「おはよう」
Buenos días. ブエノス ディアス
アクセント部分は太字にしてあります。スペイン語のアクセントは、日本語だと伸ばす音になると表記する教科書もありますが、僕の感覚だとアクセント部分の音を少し上げる感覚です。
上にはおはようと親しい感じで書いてますが、誰に対してもこれで言っておけば大丈夫です。
使う時間帯も日本と同じです。
また、書く時はdíasのiにアクセント記号(´)をつけることをお忘れなく。
「こんにちは」
Buenas tardes. ブエナス タルデス
こんにちはになると最初の単語がブエノスではなく、ブエナスになるので気をつけましょう。
これは後述のこんばんはでもそうなのですが、こんにちはの「午後」という単語もこんばんはの「夜」という単語も女性名詞であることから来ます(スペイン語には物の名前、つまり名詞には男性と女性の性別がありますが、これは別の記事で解説します)
「こんばんは」
Buenas noches. ブエナス ノチェス
午後7時以降に使います。これは日本と大体一緒ですね。
元気?ご機嫌伺いの言い方
日本では仲が良い物同士で使うならまだしも、外国では初対面でも元気?と聞かれます。
¿Cómo estás? コモ エスタス?
気がついた方いるかもしれませんが、スペイン語では疑問符やびっくりマーク(感嘆符)は語尾以外に逆さにして文頭につけると言う決まりがあります。
まぁ、公式文章とかじゃなければあまり文頭に使うことはありませんがw
話しを戻すと、「コモ」の後に「エスタス」が付くと、相手が親しい相手ということになります。
相手が目上の場合は、
¿Cómo está? コモ エスタ?になります。
“コモ エスタス”でも”コモ エスタ”でもaの上にアクセントを付けるのを忘れないようにしましょう。
あんまりフォーマルな言い方ではありませんが、ご機嫌伺いには
¿Qué tal? ケ タル?という言い方もあります。
さようならの言い方
一番有名なものから行きましょう。
Adiós. アディオス
これも確かに有名ですが、あまりフォーマルな言い方では無いような感じがします。
また明日
Hasta mañana. アスタ マニャーナ
前述した通り、hは発音しないのと、ニャの音はnの上に”〜”をつけたñ(エニェ)を使います。
ñ は次回のアルファベットの記事で解説したいきたいと思います。
また今度
- Hasta luego アスタ ルエゴ
- Hasta pronto アスタ プロント
- Hasta la vista アスタ ラ ビスタ
「また今度」の言い方はいくつかありますが、ほとんど同じ意味なので解説は割愛します。
ちょっと砕けた言い方(メキシコ)
¿Qué onda? ケ オンダ?
友達同士の言い回しでメキシコ特有です。
多分スペインの人に言っても分からないと思います。状況によっては理解してくれると思いますが、言われた当人は、
「え?オンダ?波形(ondaの元々の意味)のこと?」
となると思います。
メキシコのスペイン語を知りたいという人は覚えておきましょう。
ありがとう/ごめんなさいの言い方
ありがとうの言い方は結構有名かもしれません。
Gracias グラシアス
スペインのスペイン語だとグラシアスのciの部分は下を少し前歯に挟みながら発音する、英語でいうthの音になります。
日本語で「どうもありがとう」感謝の気持ちを強めて言う時は…
Muchas gracias ムチャス グラシアス
メキシコとか中南米のスペイン語の場合はciの部分のthの発音を気にせずそのまま発音しちゃって大丈夫です。
次は「ごめんなさい」
- perdón ペルドン
- Lo siento ロ シエント
ペルドンは例えば相手にぶつかってしまった時に「ごめんなさい」と直ぐに口から出せる単語になっており、軽く謝るようなニュアンスです。
ロ シエントは日本語で言う「申し訳ありません」のようにペルドンより深く謝意を表するようなニュアンスになります。
Lo sientoの元々の意味も直訳すると「私はそれを残念に思う」と言う意味になり、相手に真剣さが伝わると思います。
次回はスペイン語のアルファベットを解説していきます。
お楽しみに!
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