ポジートのスペイン語オンライン教科書第2限目はスペイン語のアルファベットです。
前回の記事を読んでくれた方はお分かりかと思いますが、スペイン語も英語と同じくローマ字を使いアルファベットがあります。
ただ、英語との違いは、文字が英語より4文字多い30文字で、アクセント(‘)とあまり使わないですが、トレマ(ä) aの上の点々部分があります。
先にアルファベットはほぼ英語と一緒なので、アルファベットの名前を覚えなくても良いと思うかもしれませんが、この先スペイン語を勉強する間はその名前を使うので覚えておきましょう。
また、スペイン語の読み方は一部例外を除いてローマ字読みで大丈夫です。
a (ア)
日本語の「あ」と一緒です。スペイン語の母音は日本語よりはっきり発音しましょう。スペイン語も日本語と同じく母音は「あいうえお」しかありません。
因みにアルファベットの母音の順番はあ→え→い→お→うです。
また「母音」というのは日本語で言うあ行のことです。
b (ベ)
日本語のバ行
c (セ)
スペインのスペイン語では、 ci シ と ce セの発音は英語の舌を挟むthで発音しますが、中南米のスペイン語は普通に日本語の作業で発音します。
それ以外の母音ではカ行の発音です。
ch (チェ)
これは英語のアルファベットに含まれておらず、日本語のチャ行の発音になります。
chaチャ chiチ chuチュ cheチェ choチョ
d (デ)
日本語のダ行
e (エ)
日本語と同じ発音
f (エフェ)
日本語のファ行
発音は上の前歯で下唇に触れながら発音するとうまく出来ます。
g (ヘ)
a、u、oでは日本語のガ行ですが、i、eでは日本語のハ行に近い発音になります。
ただし、そのハ行の発音は下の奥を上顎の奥に当てながらハ行の発音をします。
ちょっと汚いですが痰を喉奥から出すような感じですww
英語が出来る人はwhの発音に近いそうです。
gaガ guiギ guグ gueゲ goゴ
スペイン語の「ギ」と「ゲ」の音だけはそれぞれ、gの後にui、ueを入れましょうそうでないと…
giヒ geへ
の音になってしまいます。
h(アチェ)
前回の記事でも解説しましたがら、スペイン語ではhは発音しません。
なので、英語のホテル(hotel)とスペイン語のホテルは綴りが一緒ですがスペイン語ではオテルと発音します。
初心者の方は慣れるまで間違え安いので気をつけましょう。
i (イ)
日本語のイ
j (ホタ)
日本語と一緒のジャ行の発音ではありません。日本語のハ行で発音しますが、発音の仕方は上記のgiヒ、 geへと一緒です。
ja ハ ji ヒ ju フ je へ jo ホ
k (カ)
日本語のカ行の発音ですが、スペイン語由来の単語にkが入る単語はないので、kが入る単語は外来語ということになります。
l (エレ)
日本語にはエル(エレ)の発音はありませんがラ行の発音で特に問題ないです。
rとの違いは、舌の位置です。舌を上の前歯に当ててラ行を発音してみて下さい。それがエレの発音です。
ll (エジェ):Lを二つ
日本語のじゃ行の発音です。
一部地域ではリャ行やシャ行で発音しますが。どの発音をしても大体聞き取ってくれます。
llave ジャベ(鍵)
m (エメ)
日本語のマ行です。
n (エネ)
日本語のナ行です。
文の最後または子音(アイウエオ以外のアルファベット)の前だと「ン」の音になります。
pan パン(食べ物のパン)
Francia フランシア(フランス)
ñ (エニェ)
日本語のニャ行の発音です。
例)España エスパーニャ
o (オ)
日本語のオと同じ発音です。
p( ぺ)
日本語のパ行です。
q (ク)
qは日本語のキ、ケを表す場合に使います。その際は少し特別な綴りをするので覚えておきましょう。
quiキ queケ
r (エレ)
ラ行ですが舌先を上顎の奥の柔らかい部分に当てながらラ行の発音をしましょう。
発音の規則としてrが単語の先頭に来ると巻き舌になります。
例)
río リオ(川)
rr エレ(エレドブレ)
ラ行の巻き舌です。
最初は難しいかもしれませんが少しずつ練習して慣れて行きましょう。
あまり僕はこの発音が得意ではありません…
単語の先頭でなくともrが連続して2つ続けば巻き舌になります。
例)
terreno テレノ(土地)
あまり心配しなくても発音の上では絶対に巻き舌でないとダメということもなくちゃんと聞き取ってもらえます。
綴りで間違えないようにだけ気を付けましょう。
s (エセ)
日本語の作業ですが、siの発音はシではなくスィと発音しましょう。
t (テ)
日本語のタ行です。
u (ウ)
日本語ウですが。口を丸めて強めにウと発音するようにしましょう。
v (ウベ)
日本語のバ行で、bの発音と全く一緒です。
w (ウベドブレ)
外来語にはwを使います。スペインでらバ行で発音するみたいですが、メキシコではグに小さいゥと該当する母音をつけて発音します。
スペイン語にワの発音がないので、ネイティブはワ行の発音が苦手です。
x (エキス)
クスを弱めて発音しますが、メキシコ(México)とメキシコ人(mexicano)は例外的に、メヒコ、メヒカーノと発音します。
スペインの人はメキシコのことをメヒコと言うのを知っていながら、mejico(メヒコ)と綴る人がたまにいるそうです。
y (イグリェガ)
僕の知っている範囲ではyの名前はスペイン語とフランス語(y=イグレッグ)で「ギリシャ語のi」と言うそうです。
しかし、最近yの正式名称はジに変わったそうです。
発音はジャ行ですが、一部地域ではヤ行で発音します。
エジェと一緒でスペイン語圏どこでもどちらの発音でも聞き取ってもらえます。
z (セタ)
日本語のサ行です。cと一緒でスペインでは英語のthの発音ですがそれ以外の地域ではサ行で大丈夫です。
まとめ
以上がスペイン語のアルファベットになります。
それぞれの名前と発音を覚えておくと、単語の綴りや発音を覚えるのに役に立つので覚えておきましょう。
次回はスペイン語の発音規則について解説していきたいと思います。
お楽しみに!
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