ポジートのスペイン語オンライン教科書第3限目は、スペイン語のアクセントについて解説していきます。
日本語を普段話していてわかる通り、どんな言語にも単語毎に強弱、音の高低をつけなければなりません。
スペイン語は英語と違い、アクセントの付け方が細かくルール化されており、覚えやすく、アクセントのルールを覚えるだけでも初心者でありながら相手に流暢に話せる印象を与えることも可能です。
この記事でわかること
- アクセントのルール
- スペイン語のアクセント記号
- 無音子音
アクセントのルール
単語の中のアクセントの探し方は非常に簡単で、大きく3つに別れます。
母音(a, i, u, e, o)で終わる単語は語尾から数えて2つ目の母音がアクセント
例)
- Vaso バソ(コップ)
- Mesa メサ(机)
- Coche コチェ(車)
どれも語尾から数えて2番目の母音がアクセントになっていますね。
アクセントの発音は、アクセント部分の音を少し上げるか、日本語の伸ばし棒(ー)より少し短いぐらいに伸ばして発音しましょう。
nまたはsで終わる単語は語尾から2番目の母音がアクセント例)
- Joven ホベン(若者、若い)
- Martes マルテス(火曜日)
nまたはsで語尾が終わっている単語は、語尾から数えて2つ目の母音をアクセントとします。
それ以外の子音で終わる単語は最後の母音がアクセント
例)
- Amor アモール(愛)
- Papel パペル(紙)
語尾がrで終わる単語はLと区別するためにも最後の母音をのばして「ール」と発音したほうが良いかもしれません。
それでは、次は英語にはない記号のアクセント記号について解説していきます。
スペイン語のアクセント記号
上で解説したアクセントのルールとは別にスペイン語にはアクセント記号を用いる単語があります。
例)
- Japón ハポン(日本)
- Perú ペル(ペルー)
- Panteón パンテオン(墓地)
もし上の単語にアクセントがついてなければ、すべて後ろから2番目の母音がアクセントですが、アクセント記号が着いていればアクセント規則を無視して記号が着いている場所を強く発音します。
因みにスペイン語のアクセント記号は斜め右に向かって書きます(´)。
左斜め向きはグレイブアクセント(`)といいフランス語などで使います。
またスペイン語のアクセント記号は発音のガイドとして使うため子音には使われません。
また、スペイン語にはアクセントの有無で意味が変わる単語があります。下記の例は読み方は全て一緒です。
例)
日本語のはし(橋、箸、端)みたいな感じですね。
無音子音
ここからはアクセントとあまり関係ありませんが、発音をしない子音(a, i, u, e, o,以外の文字)について解説します。
突然ですがスペインの首都は何処でしょうか?
マドリードと答える人が大半だと思いますが、これをスペイン語で書いてみると、
Madrid
になります。アクセントは規則通り最後のiになりますがここからが問題です。
スペイン語は語尾の子音はごく弱く発音します。極端なことをいうと、語尾のs、r、l以外は発音しなくても良いくらいです。
なのでMadridはマドリッと発音します。
他にも、
Reloj レロッ 時計
Carnét カルネッ カード(免許証や身分証などのカード)
まとめ
アクセント記号の解説が1回で終わらなかったので、次回はもう一度アクセントについて解説していきたいと思います。
お楽しみに!
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