【在住者が解説】メキシコの治安は本当に悪いのか?

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どうも、ポジートです。

このブログを読んでくれている方の中には今僕が住んでいる国、「メキシコ」に興味を持っていてくれて、さらにはその中にはメキシコについて調べられたことのある方もいると思います。

また、Googleで「メキシコ」と入力すると検索候補に結構な確率で次のように出てくると思います。

「メキシコ 治安」 「メキシコ 治安 悪い」

こういう風に検索候補に出てくるということは、そもそもGoogleでこのようにキーワード検索をしている方が多く、そういうイメージが付いているということだと思います。

しかし、一応僕はこの国に学生時代留学し、今もメキシコ在住でいるのでそんなどこもかしこも北斗の拳みたいな感じというわけではありません。

今回はメキシコに合計5年以上住んでいる僕がメキシコの治安について解説していきたいと思います。

メキシコ=治安が悪い

最初にメキシコは治安が悪いのは本当かということについてです。

世界中から治安が悪いと思われてる

基本的にメキシコは世界中から治安が悪いと思われていて、僕も世界中の色んな留学生からそういうイメージがあるという話は聞いてきましたし、同じ中南米地域の人からも「メキシコ危ないから行かない方がいいよ」と言われてきました。

と言っても、歴史的に見ると70年代まで内戦をやっている中米の国があったり、コロンビアも麻薬戦争という話だとメキシコと状況はあまり変わらないのでメキシコが特別危ないというわけでもないです。

外務省による治安情報

基本的に各国の治安情報は以下の「外務省 海外安全ホームページ」から北米→メキシコを選択すれば治安状況を見ることが出来ます。

1 最近の犯罪発生傾向

(1)各地で殺人、強盗、窃盗、誘拐及び強姦等各種犯罪が多発しており、強盗や窃盗は日本人も度々被害に遭っています。2015年以降、各種犯罪は増加傾向にあり、殺人件数は、2019年に3万件以上を記録し、過去最高と言われた2018年の29,990件を超えました。犯罪組織同士、または犯罪組織対治安当局の銃撃戦も頻繁に発生しており、市民に対する治安上の脅威は非常に深刻です。

外務省 海外安全ホームページ 安全対策基礎データ:https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_264.html

とは言っているものの、外務省が出しているメキシコの治安マップを見てみると地図上が半分以上白い(特に渡航中止勧告等は出ていない)ので気をつけていればまあ命の危険はないという状態です。

情報ソース:「外務省 海外安全ホームページ」『https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_264.html#ad-image-0

実際に僕の周りにも日系企業で現地採用され普通に働いて生活している日本人女性も何人もいます。

そもそも何でそんなに治安が悪いの?

次に、メキシコは何でそんなに治安が悪いのか?ということについて解説していきます。

貧富の差

メキシコは発展途上国ということもあり貧富の差が激しく、貧しい層の人々が窃盗や強盗などの軽犯罪から麻薬組織に加わるケースが多いです。

麻薬組織同士、治安当局との抗争

これも世界中で有名な話ですが、メキシコはいくつもの巨大な麻薬組織を持っていて、その麻薬組織同士が自分たちの縄張りや麻薬の販路を巡って構想を繰り広げて一般人をも巻き込んでいるという状況です。

また、基本的に以前も今の政権も麻薬組織との対決を政策として掲げていて警察や軍隊などの治安当局と麻薬組織の戦いも起こっています。

因みに、この麻薬組織はアメリカで訓練を受けている特殊部隊だが薄給のため麻薬組織の戦闘員として転職する元軍人や警察が混じっていたり、武器の横流しがあったりで治安当局より高い武力を持っています。

メキシコで危ない地域はどこ?

一応、日本もそうかもしれませんが麻薬の問題というのは日常的に見えないだけでどこにでも潜んでいます。

しかし、麻薬組織が大きな抗争を繰り広げている地域で言うと、大体北部か南部です。

なぜ北部か南部かというと物流の問題が絡んでいるからです。

まず南部で言うと中米から流れてくる麻薬を受け取る中継地であったり、南部の山間部では治安当局が足を踏み入れずらく、隠れやすい場所で麻薬を作り人目に着かない山奥の流通ルートを通って薬物を最大の顧客である米国に流れていくようにしています。

北部は治安当局だったり、他の麻薬組織と販路や流通ルートを争っていると考えられます。

実際に聞いた話だと北部では日常的に銃撃戦が起こる地域というのが存在します。

身を守るにはどうしたらいい?

ここまでの話だとメキシコ=怖い国みたいになってしまいますが、それでも一応この国に五体満足で住み続けられているので、自分の身を守るために気を付けるべきことを紹介していきます。

麻薬組織=薬物とは関わらない

僕がメキシコにここまで住んでいて、実際に知り合いの方が犯罪に巻き込まれて亡くなったというケースには幸い遭遇しませんでしたが、

噂なんかで聞いていると、いきなり公共の場で銃撃戦に巻き込まれたという偶発的な事故を除くと犯罪に巻き込まれて亡くなる方はほぼ間違いなく麻薬に関わっていたということです。

麻薬に関わるというのは、自分が薬物を売る/作る/運ぶ/買うと言った行為に関わっていた場合です。

何で麻薬に関わると命の危険があるかというと、一つの街に対立して麻薬の販路を争っている組織同士があり、誰かが敵対している組織から薬物を買うと「自分たちの販路が奪われた」と見做して危害を加えられるというのがほとんどです。

因みに、メキシコの麻薬戦争について詳しく知りたい方はNetflixでメキシコの麻薬王や抗争についてのドラマやドキュメンタリーを見ることが出来ます。

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犯罪から身を守る術を学ぶ

偶発的に犯罪に巻き込まれてしまうというのはもはや「運」としか言いようがありませんが、

なるべく危険源から身を遠ざけ、もし巻き込まれてしまった場合にも最悪の場合(命の危険)を最大限避けることは出来ます。

ここで言う自己防衛というのは犯罪者と戦うということではなく、リスクのある場面をいかにして脱するかということです。

具体的な内容については、外務省の海外安全ホームページで公開されている

「ゴルゴ13の中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」

https://www.anzen.mofa.go.jp/anzen_info/golgo13xgaimusho.html

という漫画で学ぶことが出来ます(もちろん閲覧無料)。

タイトルとしては「中堅・中小企業向け」として謳ってはいますが、内容は誰にでも実践できるものばかりで、実際に僕の勤めている会社で回覧が来て僕も読みました。

また、一応治安対策については「地球の歩き方 メキシコ編」にも記載されています。

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「当然のことばっか書いてあるな…」と思うかもしれませんが、実際に僕もメキシコで以前盗難にあったことがあるので、

今読み返してみると「確かにこうしておけばよかったな」となるので、

これからメキシコに行く、興味があるという人には是非一読していただきたい内容です。

まとめ

今回はメキシコの治安について解説し、確かにメキシコは治安が悪いというのは事実ですが、

上にも書いた通り、「麻薬に近づかない」、「安全対策について勉強」しておけば犯罪に巻き込まれるリスクを0に出来るわけではありませんが、

巻き込まれる可能性を限りなく低くして旅行やメキシコでの生活が楽しめるはずです。

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