どうもポジートです。
今回は語学習得に留学は必要か?ということについて解説していきます。
語学を習得したい!と思い立った際に必ず皆さんこう思うはずです。
「留学しないと語学を習得出来ないのかな?」
「留学しとけば語学習得はなんとかなるでしょ」
また、語学留学してみたいから語学を勉強するという人もいると思います(僕はこのパターンでした)。
今回は留学と語学習得について僕の経験を交えながら解説していきたいと思います。
この記事で分かること
- 語学留学は必須じゃない
- ポジートの留学経験
- 留学するより大切なこと
語学留学は必須じゃない
最初に結論を言ってしまうと…
語学留学は必須というわけではないです。
勿論、留学してみるのは新しい経験になるのでとても良いことだし、海外に住んでみたい!と興味を持つのは素晴らしいことです。
しかし、留学すると必ず語学が上達するのかと言ったら必ずしもそうとは限りません。
留学をするということは生活する言語環境が外国語になるので耳と口がその言語を使うことに慣れさせることが出来ます。
耳と口を慣らすと咄嗟に外国語で言葉が出てきたり相手の言うことが理解できる様になります。
でもそれって、日常生活をする範囲だけなんです。言ってしまえばただそれだけで、
基礎的な部分が出来ていないと、例えば友達が面白い話をしてくれてもちゃんと理解できないから愛想笑いを浮かべるしか出来なくなってしまいます。
つまり、本当の意味での「コミュニケーション」として深い感情でのやり取りが出来ないのです。
というのを僕の留学経験から解説したいと思います。
ポジートの留学経験
僕は大学生の時、大学の語学研修プログラムで約半年間メキシコでスペイン語の語学学校に行きながらホームステイをしました。
同じ大学からも数人同じ研修プログラムで来ていたので、その時に感じたことを話したいと思います。
こんなことを言うとただの自慢ですが、僕は大学時代スペイン語が専攻で学部の中でも成績がかなり上の方で文法の成績で言うとクラスで上位5本の指に入るくらいでした。
帰国してからスペイン語ネイティブの先生からお墨付きをもらえるくらいに留学の成果を出すことが出来ました。
そして一番僕が成長したという部分は、スペイン語で相手と言語のみで深い感情のやり取りが出来る様になったことです(相手の考えを理解する、伝える)。
一方で僕とは対照的にとても社交的で文法は苦手だけどどんどんスペイン語を使っていくクラスメートがいました。(僕結構留学行く割にはコミュ障だったので…)
ただ、その人は挨拶だったり簡単な会話は慣れてきて単語、単語を拾ってなんとか成立させていましたが、どこか辿々しい感じでした。
正直なところ何かを伝えたり理解するのに苦労している様な印象でした。
勿論その人も留学で語学力を伸ばせています。
しかし、それで深い感情のやり取りが出来るまでになったか?というとそこまでではないと思います。
この二人の成長の度合いの差なんだったのでしょうか?
留学するより大切なこと
僕のクラスメートの様に留学して基礎的な会話はできる様になるけど高度な会話をするまでには至ることが出来ない人がいます。
これは僕の個人的な意見ですが、その決定的な違いは「読み書きの力」つまり文法力の差にあると思います。
実際のところ、文法が出来なくとも日常会話ができる様になるまでは留学すれば誰でも到達できる様になります。
それは日常会話はある程度会話のパターン化が利いてしまうからです。
しかし、そこから発展させるためには基礎的な文法力が必要になります。
文法という基礎があればそこからどんどん語彙力を高めていき、実際の会話で聞くと話すに慣れていけば語学力はどんどん付いていきます。
だから、話す・聞く力なんていうのはいつでも場数を踏めば結構短期間で付けられてしまいます。
なので、僕は冒頭で「留学は必須ではない」としました。
留学をしようがしまいが、本当の意味での語学の習得は留学前の勉強だったり、日々の勉強に左右されると僕は思っています。
留学するより、実際にその言語環境に身を置いた時になるべく早くそれに適応し、語学力を発展させられるための裾野を広げるための文法の勉強の方が大切だと僕は思います。
まとめ
今回僕のクラスメートのことをあまり良くない例として出してしまいましたが、当然語学学習のゴールというのは人それぞれです。
なのできっとあの留学でその人の中の留学の目的は達せられたのではないかと思います。
留学はあくまで外国語環境の中に身を置いて語学センスを養うためにあるので、
「語学習得に留学は必須」と頑なに考えずに、それよりも日々の文法の勉強に励んでもらえればと思います。
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